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滋養たっぷりでいいこと尽くし!「キャリアオイル」の基本編
COLUMN2021.05.22

滋養たっぷりでいいこと尽くし!「キャリアオイル」の基本編

キャリアオイルは何?精油との違いは?代表的なキャリアオイルとその楽しみ方をご紹介


アロママッサージでよく使われる「キャリアオイル」、聞いたことありませんか?栄養成分を豊富に含むキャリアオイルは肌を滋養する大切な役割を担い、オイルケアのもっとも大切な要素と言っても過言ではありません。ここでは、キャリアオイルの基礎知識や、代表的なキャリアオイルとその使い方についてお話します。

なぜ、「キャリアオイル」と呼ばれるのか?

植物オイルは、食用や美容など様々なジャンルに使用されていますが、その中でも特にマッサージ等で使われるベースとなるオイルを「キャリアオイル」と言います。アロママッサージでは、精油はそのままでは濃度が濃すぎて肌に直接付けられないため、精油の脂溶性の性質を利用して、オイルに薄めてから肌に使用しますが、そういった精油の有効成分を効率的に皮膚へと運ぶ(=carry)ことから、キャリアオイルと呼ばれるようになりました。そこから派生して、一般的に化粧品に配合されるベースオイルなどの油性成分も、キャリアオイルと呼ばれます。

キャリアオイルと精油の違い

キャリアオイルは、精油と一緒に使われることが多いですが、二つの間のはちゃんとした違いがあります。

精油とは芳香を持つ揮発性の物質で、主に植物の花・葉・皮などから抽出されます。「アロマセラピー」と呼ばれるほど、鎮静作用やホルモン調節作用など、高い癒し効果が認められてます。しかしそのままでは刺激が強く、直接肌につけることはできません。

カメリアオイルは種を絞って抽出される

対してキャリアオイルは主に植物の実や種から抽出される、比較的刺激の低い油で、揮発性はなく、直接肌へつけることができます。キャリアオイルは保湿効果があり、ビタミンも豊富のため、マッサージや保湿剤として使用されることも多いです。

代表的なキャリアオイル

キャリアオイルは、抽出されて植物の品種によって成分や感触に様々な特徴があります。一度は聞いたことのあるかも?と言ったポピュラーなキャリアオイルを紹介します:

オイルの王様!「ホホバオイル」

すべての肌質に合う、人気なキャリアオイルです。比較的粘性の低いさらさらした質感で、そのままでもマッサージに使えます。低刺激でどのような肌に対しても良く合うことと、極めて品質が安定しており、ほとんど腐敗しないことが大きな特長です。

ホホバフルーツ

低温になると固形化しますが、温めると液体に戻ります。(湯煎して液体に戻しても、品質を損なう心配がありません。)また、無臭で品質が長持ちすることから、オイル香水や、香りを重視したボディケアアイテムの原料としても、とても適したキャリアオイルです。

敏感肌なら「スイートアーモンドオイル」

扱い易く、アロママッサージで最もよく使われる代表的キャリアオイルです。適度な粘性をもつ柔らかい質感は、マッサージの際、非常に高いリラックス感を与えてくれます。心地よい滑らかな肌触りで、なじみがよく、ボディーマッサージ、フェイシャルマッサージ、ハンド、フットマッサージのいずれにも適しています。初めてアロマテラピーマッサージをする方は、まずスイートアーモンドオイルを使ってみてください。

スイートアーモンドは果実の中の果仁

淡黄色で、ほのかに香ばしいアーモンドの匂いがしますが、クセがなくエッセンシャルオイル(精油)の香りをへの影響はそんなりありません。オレイン酸、リノール酸、ビタミンB、Eなどの栄養分を豊富に含んでおり、乾燥肌には特に適しています。また、とてもマイルドなオイルとしても知られていて、ベビーマッサージなど、赤ちゃんに使う場合もオススメです。

浸透性抜群!「マカダミアナッツオイル」

マカダミアナッツオイルは、約75%の油分を含むマカダミアナッツを砕いてオイルを抽出します。皮膚への浸透力が高く、経皮吸収が早いことから「バニシング・オイル」(消えて見えなくなるオイル)と表現されます。酸化安定性があり、長期間保存が可能な優れたオイルです。

マカダミアナッツは殻を砕いて、中の仁からオイルを絞る

若い人の皮脂に多く含まれ、加齢とともに減少するバルミトレイン酸を20%以上という高濃度で含む稀有なキャリアオイルなので、成熟肌や乾燥肌のフェイシャルマッサージ、ハンドマッサージにとても適しています。

日本で愛される「ツバキオイル」

日本では昔から使用されてきたものの、国内では限られた地域でしか搾油されていない希少なオイルです。ヤブツバキの種子から採取される植物性油脂で、海外ではカメリアオイルと呼ばれています。

椿の種。ここから搾油します

酸化しにくく、人の皮脂に含まれるオレイン酸が約85%と高濃度に含まれていることから、とても肌馴染みの良い万能オイルと言われています。弾力のある使い心地ながら使用後はベタつかずサラッとするので、ボディ・フェイス・頭皮・髪など全身のトリートメントによく利用されます。

キャリアオイルを楽しむには

上記で紹介したスイートアーモンドオイルや、ホホバオイルのような、単体でそのまま使えるキャリアオイルもありますが、異なった質感のキャリアオイル同士をブレンドすることで、より気持ち良さや効能効果にこだわったトリートメントオイル作ることが可能です。

例えば、数種類粘度の違うオイルを組み合わせて伸びや肌馴染み感を調節したり、希少で美容効果の高いオイルをを取り入れたり、また、酸化しやすいオイルと酸化しにくいオイルを混ぜることで酸化しやすいオイルが酸化するのを多少軽減することもできます。

キャリアオイルのブレンドは、専門知識やオイルの種類が揃えてないとなかなか難しいですが、IKIIKI BOTANICSではラボで植物オイルの知識が豊富な専門家チームが、数百種類のオイルから厳選してキャリアオイルを調合しています。

その知恵の結晶となるのは、「Time To Glow Up」のボディオイル。アプリコット・ピーチ・ローズヒップ・カメリアオイルをベースに、10種類以上のキャリアオイルでブレンドした、デイリーケアに使いやすいボディオイルです。

IKIIKI OIL CAREのボディオイル「TIME TO GLOW UP」

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